こうして私は結婚できました

また、いつも揉める彼と飲みに行きました。

というのも、婚活している中で、結局私はどんな人が理想なんだろうと分からなくなってしまったので、

自分の理想を見つける方法みたいなものをネットで検索したところ、

いくつかのステップがあったのですが、

その中で、相手と何をしたいか、どこに行きたいかなどの項目があり、

そこで私が思ったのは、「相手と晩酌したい」でした。


凝った料理でなくていいから、枝豆や冷奴をアテに乾杯。

そして、もう1品は何かきちんと作る。それが積み重なって料理の腕も上がるなんてことを思ったのですが、

そういうことができる相手って・・・

と思った時に浮かんだのが、彼でした。


改めて一緒に過ごしてみて、やはりケンカになるのかを再度確認したい。

これは勝手な希望だけれど、もう少し短期間で会うようにし、それでお互いにどう感じるのかをジャッジしたいと思い、飲みに行くことにしました。


いつも通りに飲み進め。お互いにケンカは止めようと意識しているのか、今日は珍しくもめません。


彼は翌朝から予定があったため、この日は早めに解散予定。

段々と時間も遅くなり始め頃に、

最近話題の「一線」の話に。


それを境に始まる恋もあるだの、慎重になっている人より子供が出来てしまったカップルの方が結局幸せになっているだの、彼は言い始めます。

私が、さすがに多少は「好き」という感情を持てる相手でないと・・・というようなことを言ったら、

高校生みたいだなと馬鹿にし、今まで変な男ばかりだったんだろう、そんなだからいつまで経ってもダメと。

そうやって、独身を貫けばいいと。

はっ？

そんなことは言っていないし、これに関しては私の考えは決しておかしくはないはず。


もういい年齢なので彼の言っていることも多少は理解はできますが、さすがにこれはキレますね。